グループレッスン(番外)

土曜日のグループレッスンは、先生の都合がつかず自主練習になった。9時ちょっと過ぎに会場に行ったら先客が来ていた。遠方の町から通ってくる女性で、チェロ教室を主宰する地元オケでバイオリンを弾きながら、チェロを始めた方である。

ということで、二人で練習を始めた。いつものようにハ長調の音階をやって、次にウェルナーをやる。オーケストラでバイオリンを弾かれているだけあって、ボーイングが安定している。弦楽器は初めてという他のメンバーとは、だいぶレベルが違う。小指で弾く音のみ音程が下がり気味なのは、手が小さくて指が届かないからしょうがない。

グレープレッスンで取り組んでいるウェルナーの2声の練習曲(5曲)は、すんなり合ったので、その先に出てくる2声の練習曲を(二人とも)初見で合わせてみた。上段は指番号が印刷してあるから、音符が多い割には弾きやすい。下段は番号なし。指番号に頼っている私は数字が書いてないと不安。「え〜っと?この音、2の指と3の指のどっちだっけ?」・・・といった調子で弾いていた。

彼女は初見なのに途中でつかえることもなく、最後まで進んでしまった。 「緊張します」とおっしゃる割には堂々と演奏されている。演奏会に何度も出て舞台慣れしているからだろう。 彼女が自宅でチェロを練習していると、ペットの犬がそばで聞いているのでカワイイらしい。ところが、バイオリンの練習を始めると、一目散に隣室に逃げて行くのだそうだ。



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