チェロのレッスン 42

2月10日の発表会で弾くブレヴァールを再チェック。 この曲、昨年の9月8日から習い始めたので、レッスン期間がついに半年になろうとしている。長期にわたって同じ曲を弾き続けているとテンションが下がってダレ気味。

18小節と47小節は同じメロディが直前に出てくる。今日のレッスンでは、いきなり18小節から48小節に飛んでしまった。中抜けもいいところだ。楽譜は譜面台に置いてあったが、見ていたような、いなかったような(?)拡張で指が開き切らない箇所とか、これまでのレッスンで先生から言われ続けてきたところも、スコーンと忘れていて具合が悪くなっていた。

2月9日の弦楽アンサンブルの発表会で弾く合奏曲の練習にかまけて、個人レッスンのブレヴァールの練習を休むと、てきめんに弾けなくなる。 譜面を見れば注意事項を思い出すが、隙間なくごちゃごちゃと書き込んであるのを積極的に見たくない気分なのは困ったものだ(発表会当日、会場に入って他の人の演奏を聞いている内に、やる気モードのスイッチが入るパターンになると思うが)。

それと冒頭の3つの和音のテンポの設定も注意された。その後の展開と同様にしないと、伴奏してくれるピアニストが困るわけで、ごもっともなことである。最初は気負って、和音3つを早めに弾き切る習性があることは、自分では気がつかなかった。その他の注意箇所は、ピアノとフォルテの音量の差別化を明確に出すことなど。

一昨日に張り替えた弦はまだ完全になじんでないため、カンカンした響きになりがち。なので今日のレッスンでは、弓はJPベルナール(銀ではなくニッケルの方)を使った。湿潤系の図太い音を出すから、暴れ気味の新しい弦をなだめるには相性がいい。本番までは1週間、それまでには弦も落ち着いてくれるだろう。発表会で使う弓はプリモのヴィネロンの予定だが、JPベルナールでもいけそうな気がする。会場の音響の具合を見て決めようと思う。響くホールなら柔らかい音のヴィネロン、デッドな場合はJPベルナール。

残った時間で、個人レッスンの発表会のアンサンブルで弾く「浜辺の歌」を先生と合わせた。おなじみのメロディだが、2部に分かれるアンサンブル用に編曲されているので、第1ポジションから第4ポジションまで、めまぐるしくポジションが変化する。お稽古用の曲者といった感じ。2月9日と10日の両方の発表会で弾く曲が結構あるし、グループレッスンの課題曲もある。急に忙しくなってしまった。



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