グループレッスン 28

ニ長調の音階練習をしてからウエルナーをやった。前回からのアレグロモデラートは、皆さん、すいすいと弾いてしまうので、あっさり終了となった。昨年の6月に始まったグループレッスンだが、最初はどうなることかと案じていたのが嘘のよう。最近は、ずいぶんとスピーディに進むようになった。

五度音程の練習曲をさらっとやりすごし、次のモデラートを弾いてみる。この曲もすぐに終わりそうだから、桜が咲くまでは、練習曲第1番も終わっているだろうか・・・なんて考えていたら、テキスト第2巻にポーンと飛んで、第4ポジションの練習が始まった。自然フラジオレットの弾き方の説明もあったし、いよいよエンジンがかかってきたようで面白くなってきた。

6月1日に駅前の小さなホールを借りて、ピアノ伴奏付きの発表会をやることになり、レッスンの最後は個人面談。何を弾くか各自先生と相談していた。場合によってはS先生が弾き方の指導をしてくださるらしい。

左隣の席にいるM氏は、バッハの無伴奏組曲第1番のプレリュードにするそうだ。ちょっと弾いて聞かせてくれたが、くまモンみたいなかわいいバッハだった。

右隣のT氏は映画「送り人」の音楽を弾くそうだ。あの映画を見てチェロを始めた大人は多いと楽器屋さんから聞いている。T氏も、その一人なのだろうか。

私は先週の発表会で弾いたブレヴァールのハ長調ソナタアレグロにロンドも加えて演奏することにした。個人レッスンの進捗状況からすると、こちらの発表会の前にスズキ教本4巻は終わっているかもしれないが、急がば回れ。教本が先に進んでも少し後戻りして、手馴れた曲を余裕を持って弾けるまで磨き上げるのがいいと思う。

S先生にスズキ教本の該当ページを見せたら、鉛筆の書き込みだらけで真っ黒状態なので驚いていらした。S先生は、「この曲、知らない」と仰せで、「(私に)おまかせします」ということになった。ブレヴァールのソナタは弾いたことがないそうだ。 ありふれたお稽古名曲だと思っていたが、スズキメソードじゃない場合は、そうでもないらしい。






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