グループレッスン 48

今日はお盆休みでもあり、参加者9名と少なめだった。いつものように音階、ウエルナー、ドッツアウアーの順にやった。ウエルナーは練習曲第1番ハ長調 アンダンテ。この辺りになってくると1つの曲がずいぶんと長くなる。とはいうものシンプルな譜面なので、ハ長調なら指番号なしで初見で弾けるようになってきた。

しかし、次にやった第4ポジションの練習では、まだ指番号が必要。第10番ヘ長調は、テキストの随所に印刷された指番号を頼りに弾いたが、みなさん苦戦していた。この曲、1の指を伸ばしたり、ひっこめたりする拡張形がところどころに仕掛けてある。そこがが厄介なところ。

ドッツアウアーは第5番をやった。とにかく長い曲で、途中でくたびれた。長時間弓を持っていると右肩が、同様に長時間左手で弦を押さえていると、左肩がしんどくなる(五十肩の後遺症)。軽量なカーボン弓を使用しても、肩の動きが渋くなるから困ったものだ。

最後は合奏曲のオッフェンバックをやった。第1楽章の上の声部を全員で弾き、次に下の声部を弾いた。ゆっくりなテンポでやったから、皆さん、どちらの声部でも弾けるようになっていた。

練習が終わって室外に出たら、ものすごい熱気に圧倒されてしまった。アスファルトの上は40度オーバーの気温だったのではなかろうか?こんな時に、ケースを背負って炎天下を歩くのは、楽器に悪い影響が出そうである。ご指導いただいているS先生は、相変わらず背中にチェロケースを背負って、バイクを乗り回しておられる。バイクはスピードが出るので、ケースに風が当たり空冷になるのだろうか?

自動車で移動していても、炎天下の車内に楽器ケースを放置するのは短時間でもアウト。ニスが溶解する危険がある。車から離れる時は、楽器も一緒に持ち出さないと危ない。運転中も、車窓から差し込む直射日光がチェロケースに当たらないよう、私はケースに毛布を掛けている。










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