グループレッスン 51

10月13日の発表会までの練習回数が残り2回となった。今回は演奏予定のオッフェンバック二重奏曲だけをさらった。これまでのようにスローテンポによる練習だったが、音符の長さを適当に伸ばす人もいて、合奏の縦の線が合わない。四分音符と付点四分音符を混同して漫然と弾いているためか、同じミスを繰り返す。

注意力が散漫なのだろうか?毎回、同じところでつまずくのでは、先に進めないから効率が悪い。こういう場合、指揮者が厳しい先生だと、真顔で怒るのを過去に何度か見ている。アンサンブルで譜読みの基本がダメな場合、厳しい叱責を受けるわけで、そういう場に居合わせて聞いた注意事項は、いつまでも記憶に残っている。グループレッスンのS先生は、まだ若い女性で厳しい物言いはなさらない。生徒の人数が多いこともあり、細かい問題の洗い出しはそれほど重視していないようにも見える。

締まりのない合奏なので、私がブスッとした顔で弾いていたら「怒ってるんですか??」とS先生にいわれてしまった。チェロの演奏技術を学ぶ教室ではあるが、合奏練習となるとオーケストラと同様で、チェロ教師から指揮者の顔に変わる必要があるだろう。S先生も大変だが。

12時でグループレッスンは終了、午後からメンバーのY夫人邸に数名が集まり、自主練習をした。ボーイングの基本、弓の持ち方の再チェック、リズムの数え、音程のチェックなど、細かいところを確認しながら、21時まで練習を続けた。その後、近所のファミレスに移動して食事をしながらおしゃべり。朝9時から23時まで、延々とチェロ三昧の1日だった。




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