ヴァイオリン教室#20

今日は2名の先生による合同指導だった。テキストは「新しいバイオリン教本」第1巻48番ドイツ民謡「別れ」まで進み、49〜53番のイ長調の音階にも着手した。このところレッスンのスピードアップが目覚ましい。

私は練習室の壁面全体に取り付けてある大きな鏡に映った自分の姿を見ながら弾いていた。駒と指板の中間部を、弦に直交する角度で弓が往復しているかのチェックである。自分では真っ直ぐなつもりでも、案外、そうでなかったりする。

鏡で見ていると、かなりスクロール側にヘッドを接近させてゆくようなつもりで弾くと、ちょうどいい角度になっている。自分の目で弓先を追いかけると、駒と指板末端の間の平行な間隔に割り込んで行く弓の接触位置が、これはマズイと思える位の傾きが付いているのに、それが正解だったりする。チェロよりも駒に接近した場所に目があるせいか、弓と楽器の位置関係の全体像をつかみにくい。錯覚を矯正するミラー先生はあなどれない。



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