チェロ・アンサンブル #14

マンションの集会場で毎月1回、住民のためのチェロアンサンブル・ミニ演奏会を開催している。その延長で12月5日にクリスマスコンサートをやることになった。昨年同様、今年もチェロ教室の皆さん6名が出演して下さる。今日はそのための練習をS先生にみていただいた。今回は演奏時間が60分あるためプログラムは盛りだくさん。

【チェロ合奏】
「風の名前を教えて」
「ムーンリヴァー」
ゴルターマン「レリジオーソ」

【バイオリン2本とチェロ6本】
バッハ「主よ、人の望みの喜びを」
モーツアルト「アヴェ・ヴェルム・コルプス」
クリスマス曲・賛美歌メドレー 4曲程度 (バイオリン2本とチェロ)
 
【チェロ合奏】
ゴルターマン 「アンダンテ・レリジオーソ」
「海(松原遠く)」
ゴルターマン「ノクターン

【バイオリンとチェロ合奏】
シベリウス「「アンダンテ・フェスティーヴォ」
 
アンコール
Have Yourself A Merry Little Christmas【チェロ合奏】

今回はヴァイオリン教室のスタッフさん1名も参加してもらえることになり、チェロ合奏の他、ヴァイオリン2本が加わる曲をいくつか披露する(私はヴァイオリンとチェロを持ち替え)。その中の1曲、バッハ「主よ、人の望みの喜びを」は弦楽四重奏用の楽譜を使うため、ビオラパート譜をチェロで弾く。ちょっと譜読みが厄介。初めて合わせてみたが、チェロ6本にヴァイオリン2本なので音量バランスが悪い。完全にヴァイオリンの負けで、セカンド・ヴァイオリン1本では3連符の刻みが弱いため、ファーストが可能な限り併奏することにした。チェロの人たちにも抑制するようお願いしたが、なかなか絞り切れない。音量が豊かなのは良いことなので、必要に応じて各パート1名の編成に変更することも検討した。最初は縦の線が合わなかったものの、先生の指導のおかげでじきに通るようになった。

他の曲も久しぶりに弾いたのが多かったのに以前よりスムーズに合う。とりわけフレーズの変わり目で呼吸を入れて欲しいところで、ちゃんとそうなっている。なかなか出来なかった1年前とは大違いである。毎月2回、定期的に合奏練習している成果が出ているのだ。最後に演奏する「アンダンテ・フェスティーヴォ」では雄大音の壁が出来ていた。ヴァイオリン教室のスタッフさんは、グループレッスン3年で合奏曲をきっちり弾くのは容易でないのに、チェロ教室の人たちは凄いと驚いていた。先生の教え方が上手なのと、練習に取り組むメンバーの熱意によるのだろう。



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