老人ホームでの慰問演奏会
老人ホームでの慰問演奏会に参加した。演奏者は6名(女性5人+1)。14時20分から1時間の長丁場だった。ご老人たちには負担が重いのではないかと心配したが、途中で退席したおじいさん1名を除いては、30名ほどのみなさんが最後まで機嫌よく聞いてくれた。プログラムは・・・・
B器楽曲
(1)ピアノソロ :アレンスキーとガーシュインの曲
(2)バッハ 2台のバイオリンのための協奏曲
(3)G線上のアリア
Cみんなで歌いましょう〜
⑴富士山
⑵海(海は広いな)
⑶我は海の子
⑷海(松原遠く)
⑸浜辺の歌
⑹青い山脈
アンコール 故郷、夜来香
二胡、バイオリン、チェロ、ピアノ、フルート、ハーモニカ、各種打楽器を取り混ぜての演奏だった。私は最初はチェロで伴奏パートを弾き、「G線上のアリア」以降はバイオリンを弾いた。他にもひとりでバイオリン、二胡、フルート、ハーモニカに持ち替えた人、チェロと打楽器を兼任した人、楽器の他に歌を担当した人など、いろいろ。二胡の3曲はなかなかの聞きもので、馬のいななきの模倣とかがリアルに上手で感心してしまった。
演奏会はスムーズに進行したが、60分はちょっと長過ぎたかもしれない。中間でやったアレンスキーとガーシュインのピアノ曲は、聴衆にはチンプンカンプンだったみたい。後で選曲理由を聞いたら、近々出演する発表会で弾く予定とか。マニアックなわけだ。
好評だったのは3番目の「みんなで歌いましょう」。施設側が歌詞カードをファイルした冊子を用意してあったので、聴衆は一斉に歌い始めた。小学唱歌はこの種の演奏会の定番だから、どこでも同じ展開となる。ご老人たちが歌い出すと結構声が大きい。弦楽器やフルート、ハーモニカを入れた伴奏の音がかき消されてしまうぐらい元気がいい。帰るとき、施設側から「また来てください」と言われた。喜んでいただけたのでしょう。