マンション住民のためのミニコンサート

毎月1回のマンション住民のためのチェロ合奏の定例演奏会をやった。今回は初参加の女性が加わったため、久しぶりに4名がそろった。そこで4重奏曲のゴルターマン「レリジオーソ」を弾くことが出来た。その他、モーツァルトの「アダージョヘ長調 (KV580a)」、バッハのクラヴィアのための音楽「インベンション」とフランス組曲第5番の「ガボット」をチェロ合奏用に編曲したもの、ヘンデル「二重奏曲」、毎度の「エーデルワイス」「虹のかなたに」「ロンドンデリーの歌」「グリーンスリーブス」など。13時半から30分間の演奏だった。

12時からのリハーサルの時は普通に弾けていた曲が、本番ではあちこちで弾きこぼしが散発。先週、公民館を借りて2時間ほど合わせたが、その程度では事前の合奏練習は不十分のようだ。メンバーのスケジュールを調整して、会場を予約するのは結構厄介で、なかなか一緒に練習する機会を設けるのは難しいが、もう少し合わせる時間を増やしたいものだ。

今日はちょうど春休みに入ったとのことで子供たちが上のフロアに遊びに来て騒がしかった。管理人が注意しに行ってくれたが、走り回って騒いでいたのは小学生の女子5〜6名。マンションの子供よりも近隣から遊びに来た子が多いらしい。演奏会が終わったとたんに子供らは外に遊びに出かけて静かになったのは何故だろう? 大人の聴衆は15人前後が集まった。

その後、15時半から14階の住民が主宰しているサロンに移動して、いつものお茶会をした。車で来る人が大半なのでアルコール無しのお茶会という名の食事会である。出始めたグリーンピースと菜の花、タケノコなどを使った手料理にアップルパイ、台湾土産のホワイトティーなどがふるまわれた。隠し味に工夫があってどれも美味。18時ちょっと前にお開きとなるまで、女性5人の賑やかな会話を拝聴した。チェロ演奏の後のお茶会が目当てになっている雰囲気もあるから、この頃はサロンをやっているアイデア料理が趣味のおばさまの都合に合わせて演奏会の日程を決めている。チェロを弾きに来る女性らは、材料の組み合わせの面白さや味付けを参考にしている由。音楽を楽しんで、おいしいものを頂戴し、会話を楽しむ機会が毎月あるのは悪くない。



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