ヴァイオリン教室 #88

最初にマルテレやスタッカートの練習をやった。運弓をさっと急速度で立ち上げ、直線的に弾いてから、スパッと急停止させる練習の繰り返し。この時、弓毛が弦を噛んでいるポイントを凝視しながら弾くと、右手が無駄な動きをしている場合は、それが見えてくるそうだ。

次に新しいバイオリン教本第2巻」38番と40番(変ロ長調の音階練習)の復習の5回目をやった。40番は練習方法の2のAとBを重点的に。重音が混ざる弾き方をすると音がかすれやすいので注意する必要があるけれど、過剰に音量を下げてへなへな演奏になってはいけないとの注意。

44番の移弦の練習に関してO先生からアドバイスがあった。オーケストラの曲などに出てくる一弓で細かい移弦を繰り返す場合の練習方法として、メトロノームを使って運弓時間(弓元から先端に到達するまでにかかる時間)を均一に保ちながら、2連符→3連符→4連符→5連符→6連符といった具合に徐々に一弓の中で弾く音符の数を増やす練習をするといいそうだ。


続いて次の日曜日にあるアンサンブル大会に出る人たちが、「星の世界(いつくしみ深き)」と「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」「ヘンデルのブーレ」の練習をした。出演者は先週の金曜日も2時間の特訓をしている。その成果が出ていて、それなりに流暢に弾けていた。曲の開始のタイミングが揃わず、ばらけて始まったりしていたが、楽器を始めて2年が経験した集団の合奏としては上出来というべきだろう。経験者がほぼ半数を占めているグループだから、完全なレイトスターターばかりではないのだが。


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