ヴァイオリン教室 #132

3月の3回目。お二人の先生方による指導だった。 初めにカイザー4番の復習から。次に6番の2回目。「新しいバイオリン教本第3巻」は65番「ブラームスの子守歌」、41番ボッケリーニ「メヌエット」、42番ヴィヴァルディ「コンチェルトイ長調」をピアノ伴奏付きで弾いて終了となった。満4年、136回続いたヴァイオリン教室は今回で解散した。 レッスン終了後にお茶会を開催し、先生方に花束を贈呈してお開きとなった。136回中、私は132回出席。4年間で4回の欠席。

 

教室を自主運営に切り替えて4月以後も継続する案件については3名の希望者は沈黙していた。その他のオケに入団する数名は月末からのオケ練習に期待しているようで継続には関心がない様子。小人数では途中で退会者が出るだろうから教室の維持は難しくなる。同じようなグループレッスンを受けたければ、4月から始まる次期ヴァイオリン教室に再参加して最初からやり直す選択肢もあるだろう。ということで積極的な呼びかけは控えた。

 

自主運営化したチェロ教室の事務を4年近く担当している私は、それなりのノウハウを持っているけれど、意思表示を明確にしない人が多いグループのお世話は難しい。ヴァイオリン教室は主催者から派遣された幹事が最後までイニシアチブを握って面倒を見ていたため、生徒は言われるまま行動すればよく、自分たちで何かを考える必要は生じなかった。甘やかされていたともいえる。その点、幹事が途中で辞めてしまい主催者と生徒の間に溝が出来たチェロ教室では、自主運営の考え方が早い段階で芽生えていた。3年で満了する予定の教室は、2年半が経過した時点で自主運営に切り替わり、現在も継続している(通算で7年目)。現役サラリーマンが多かったチェロ教室(土曜の午前中に開催)と、高齢者と主婦が主体のヴァイオリン教室(金曜の午後に開催)の生徒の気質の違いも影響しているだろうが、同じ地元オケが主催した二つの教室を比べると、集団としての意思決定のありように違いを感じる。

 

 

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