チェロ・アンサンブル#84

O先生のレッスン、5月の1回目。5名が出席。サポージニコフ教本は101番の1曲のみを丁寧に教えてもらった。25小節の短い練習曲で「旋律的エチュード、ポジションの移動練習」と題されている。上下2パートになっていて、1番チェロは指のポジションは比較的簡単なのと、少し高度な2種類を選択できるようになっている。2番チェロは重音が出てくるので滑らかなボーイングが要求される。

 

こういう基礎力が試される曲では、他の楽器、たとえばピアノを弾けば上手な演奏を聞かせるのに、チェロを弾くと頼りなさげというか心細い音しか出ないとか、ボーイングで脱力出来ず、不要なアクセントが頻出してギクシャクするとか、文章に例えれば句読点の点やマルが異常に大きいみたいな不自然な弾き方をする人が少なくない。自己流の変な癖があると個人レッスンの先生は矯正のための細かい指導をしてくれるが、グループレッスンではそれはやらない。ということで、皆さん、グループレッスンと個人レッスンの両方で同じO先生に教わっている。基礎は個人レッスンで、アンサンブルで合わせる練習はグループレッスンでと。毎月、3~4回はO先生に教わっていることになる。

 

後半はショスタコーヴィチ「2本のヴァイオリンのための5つの小品」をチェロ用に書き直したレッスンの1回目をやった。チェロ用譜は市販されていないので、私が手書きでヴァイオリン譜を1オクターブ下げ、2オクターブ下げの2種類を作成した。ヘ音記号譜からト音記号譜に移動する作業は時間がかかり、ゴールデンウィークはこの作業に多くの時間を費やしてしまった。今日は1曲目のプレリュード。とりあえず通すだけは通せたが、音色、音量、歌い方など細かいことを言い出すときりがない。次回以降に持ち越して、2チェロズみたいに弾けるよう努力しましょう。

  

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PCソフトによる楽譜作成で失敗した経験から B,2B,4Bの鉛筆で

手書きした方が早いと判断したが、すごく時間がかかってしまった。

 

 

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                ・・・・皆さん、表情が濃い(^^;)

 

 

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