城下町の弦楽アンサンブル #2

城下町を拠点にしている弦楽アンサンブルの毎月1回の定期練習に参加した。私が出るのは先月に続いて2回目。コントラバスヴィオラの2名が欠席し、7人での練習となった。来年5月の演奏会(全部で13曲)の曲目から7曲をさらった。「ラデツキー行進曲」以外は今回が初合わせとなる。

 

 

私は第1ヴァイオリンのトゥッティを担当している。ヴィヴァルディ「夏」とヘンデル「水上の音楽」の2曲が難しかった。ヴィヴァルディは32分音符が連続する箇所を速く弾かねばならず、来年の本番までにどれだけ速度を上げられるかが課題である。 

 

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ヘンデルは8分音符の連続箇所で移弦を滑らかにこなすのが課題。シンプルな曲だから粗が目立ちやすい。またCis,Fisの音程が甘くならないよう注意も必要。 その他の曲は問題なかった。

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この団体はヴァイオリン5名、ヴィオラ1名、チェロ1名、コントラバス1名、クラリネット1名という編成で、一人がソロを弾く場合は第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリンは2名ずつになる。ヴァイオリンのどちらのパートにもレイトさんが一人ずつ混ざっている。大人になってからヴァイオリンを始めたと思われるご両人は頑張っておられるが、演奏が多少不安定で、時々音程やリズムが怪しくなるのはしょうがない。少人数のアンサンブルのため、トゥッティでも音を間違えると目立つから大変だ。

 

今、練習している13曲は来年5月の本番用だが、それとは別に今年11月に県内の観光地にある公共施設で演奏会をすることになったという。この5月の定期演奏会で披露した「春の歌」「星に願いを」「ソングオブライフ」「軍隊行進曲」「ヴィヴァルディの春の1楽章」「海の見える街」「秋桜」「バッハのドッペルコンチェルト2楽章」、「カール・フィリップエマニュエル・バッハのシンフォニーハ長調」「花は咲く」を演奏するという。私にとっては全部新曲である。定期演奏会の課題13曲に加えて、いきなり10曲も加わるとは。

 

 

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