2015-01-01から1年間の記事一覧

良いモノはそれなりに高い

都心の某老舗デパートの美術部に立ち寄り、ベテラン店員さんと雑談した際に、ちょっと面白い話を聞いた。 彼は定年を迎えた後もシニア社員として美術部に残っている凄腕の営業マンだが、珍しくプライベートな話を聞かせてくれた。実業家だったお父上がかなり…

ヴァイオリン教室#5

グループレッスンの5回目。「新しいヴァイオリン教本」第1巻の練習曲22番まで進んだ。練習時間の大半は復習に費やされ、開放弦を四分音符で弾く(弓は半分を使う)。2分音符で弾く(弓は全弓を使う)。これをミックスして弾くといった基本動作の確認に…

弦楽アンサンブル #5

エルガーの「弦楽セレナーデ」の2回め。第2楽章の初回合わせをやった。この曲は私はファースト・ヴァイオリンで参加している。 第2楽章の冒頭、ヴァイオリンはG線の開放弦で弾き始める。開放弦は鳴りすぎる傾向がある。楽譜はピアノ指定。ちょっと怖いと…

チェロのレッスン 117

前回に続き、バッハ「無伴奏チェロ組曲第1番」を見てもらった。S先生から前回のレッスンで指摘された問題点を攻略していったが、解決には程遠い出来。それでも改善の兆しは見えているとのありがたい講評を頂戴した。困難な箇所は基礎力が試される部分なので…

ジャパンチェムバーフィルハーモニー演奏会を聞く

招待券を貰ったので紀尾井ホールで開催されたJCPジャパンチェムバーフィルハーモニーの演奏会を聞いてきた。各地の音楽家を集めて編成した室内オケである。今日は2管編成45名が出演していた。ロマンチックコンチェルトというシリーズの第6回で、演目はプ…

ヴァイオリン教室 #4

今回はI先生が不在のためO先生による単独のレッスンだった。楽器を持つ前に体をほぐすストレッチをいくつか教わった。特に、指の関節を柔らかくするストレッチはなかなかいい感じ。左指の第一関節(付け根)を右手でしっかり握って押しこむように力を加える…

チェロのレッスン 116

前回に続き、バッハ「無伴奏チェロ組曲第1番」を見てもらった。S先生から2曲目のアルマンドはフレーズの区切りがどこにあるかを意識して弾くよう注意された。楽譜の音符を機械的に音にしていて練習曲みたいに聞こえるのだという。この曲には長いスラーを付…

グループレッスン 104

3年間続いたグループレッスンの最終回。合奏曲を重点的に見ていただいた。「ふるさと」「海」「アヴェ・ヴェルム・コルプス」」「風の名前を教えて」「ムーン・リヴァー」とやって、最後にゴルターマン「アンダンテ・レリジオーソ」をじっくり。モーツアル…

ヴァイオリン教室 #3

今日はI先生とO先生のお二人がお揃いで来られた。毎月3回あるレッスンの内、1回は先生お二人での指導を予定しているそうだ。生徒は12名いるから、その方が細かく見ていただける。 3回めとなるレッスンだが、生徒のリクエストで、もう一度最初に戻って、…

グループレッスン 103

グループレッスンもいよいよ残り2回。今回は合奏曲を重点的に見ていただいた。「アヴェ・ヴェルム・コルプス」とゴルターマン「アンダンテ・レリジオーソ」の2曲。モーツアルトは最晩年の音楽だから、半音階が多く出てきて音程を取るのが難しい。とはいえ…

弦楽アンサンブル #4

今回からエルガーの「弦楽セレナーデ」が始まった。7月16日の最終日まで、合計6回の練習で仕上げるスケジュールが組まれている。前回までやっていたバッハ「ブランデンブルク協奏曲第3番」は、エルガーと並行してもう3回やって終了する。 エルガーが書…

PEDIのチタンアジャスターを試してみる

バイオリンに復帰してまだ日が浅いが、いろいろと試したい衝動が蘇ってきている。ということで、E線アジャスターを新規購入した(アジャスター類は6つも7つも余っているのに)。現在、私のバイオリンにはGotzのHillモデルのアジャスターを付けている。今回…

ヴァイオリン教室 #2

音楽之友社発行「新しいバイオリン教本」1巻の練習曲1番から11番と17番をやった。11番までは開放弦を弾くだけ。4分音符、2分音符、全音符を弾き分ける練習である。 4分音符と2分音符が混在する曲では、早くもリズム音痴になってる人がいた。先生…

ヴァイオリン教室 #1

地元アマオケ主催の「ヴァイオリン教室(グループレッスン)」の1回目に出た。先月まで開催されていた「チェロ教室」の後継プログラムである。指導を担当する先生は若手の女性2名。交替で見てくださる由。メインのI先生は桐朋音大を出てまもない感じ。20…

軽種馬と重種馬

日本やイギリスで普及している馬体の大きさによる分類法だそうだ。弓の毛も両方の馬毛が使われている。よく使われるモンゴルは軽種馬である。軽量で俊足。餌は草。最近、モンゴル毛を張ったヴァイオリン弓の弾き心地はサラっとしていてドライ。無漂白毛はテ…

チェロのレッスン 114

ウェルナーのニ長調の練習曲を最初にやり、拡張のフォームを確認した。私は1の指の音程を高めに取る癖がある。スクロール側から駒側に向かって指を下に向けて斜行させて弾くため、1の指は下がり気味(=音程高め)となる。毎回、S先生から直すよう指摘され…

弦楽アンサンブル ♯2

近隣の街にある弦楽アンサンブルの練習に参加した。バッハのブランデンブルク協奏曲第3番第1楽章の2回目である。指揮者から聞いた今日のポイントは、リタルダンドの仕方。第1楽章の最後をリタルダンドするわけだが、指揮者によると「リタルダンドは幾何…

グループレッスン 100

音階、ウェルナー(拡張の練習曲)といういつものプログラム。その後、5月のおさらい会で弾くための新曲、ゴルターマン「アンダンテ・レリジオーソ」を初めて合わせた。途中までだったが、初回でも、そこそこ曲らしく聞こえていたからたいしたもの。3年間…

チェロのレッスン 113

バッハの「ブランデンブルク協奏曲第3番」の第3楽章を見ていただいた。16分音符が混み合っているところは、いろいろとリズムを変えて練習する方法を実践。タタ・タタ・タタ・・・を タータ・タータ・タータとか、タッツタ・タッツタ・タッツタとか、タ・タア…

まとめて毛替

最近4年間は弾いてないバイオリン弓の毛替をする必要が生じ、お世話になっている工房にまとめて4本を依頼した。馬毛はモンゴル産無漂白毛と漂白してあるモンゴルを選んだ。チェロ弓でいつも指定しているカナダ産毛は、バイオリン弓には強すぎると店主がい…

ブランデンブルク協奏曲第3番を弾く

先月から某弦楽アンサンブルの練習に参加している。今日はバッハ「ブランデンブルク協奏曲第3番」の2回めの練習があった。前回は第1楽章、今回は第3楽章の初合わせ。そこで伺った指揮者(チェロ奏者だった方)からのアドバイスは、一々ごもっともな内容…

チェロの会を聞きに行くつもりがブルックナーの8番に

2月21日(土)に川崎のミューザ川崎市民交流室でチェロの会があったので聞きに出かけた。 ★チェロの会2015 日時:2月21日(土)12時45分頃に開演予定〜16時20分ぐらいに終了 会場:JR川崎駅すぐ近くのミューザ川崎 ブラームス ソナタ第2番 ベート…

バッハの音楽はお祈りのようなもの

某弦楽合奏団の練習にお試し参加した。曲はバッハの「ブランデンブルク協奏曲第3番」第1楽章。プロとアマチュアの混成団体で、各パート・トップにはプロが座っていた(バイオリンには他にも複数のプロがいた)。20数名での合奏はきっちり揃うし、音量も…

チェロのレッスン 112

バッハ「無伴奏組曲第1番・プレリュード」の3回めのレッスン。 前回注意された第31小節の2拍目からの16分音符を弾く時の左手パタパタ現象の抑制は、意識して練習していったにもかかわらず、2の指と3の指が相変わらずパタパタしてしまった。 4の指を押さ…

グループレッスン 97

2月最初のグループレッスン。いつもと同じメニューをやった。音階、ウエルナー、チェロ4声部のためのアンサンブル曲「ムーン・リヴァー」の順。 ムーン・リヴァーのファースト・パート2名の内、T氏が欠席したので、メロディ部分は私のソロ演奏となった。…

チェロのレッスン 111

バッハ「無伴奏組曲第1番・プレリュード」を見ていただいた。この曲のレッスンは今日が2回目。 注意点 その1第33小節の3拍目にある3つ続きの16分音符の重弦から始まる重音を弾く時、左手の指をパタパタさせないこと。小指が弦を押さえている時、1,2,…

背筋を伸ばして弾きましょう

昨日の演奏会を聞きに来た母から電話があった。「おまえはチェロの方が似合うよ」。バイオリンよりもチェロを弾く方が格好良く見えたらしい。 以前、某アマオケにバイオリンで入団した時、見学に行って客席から舞台を眺めていたら、背筋をピンと伸ばして弾い…

演奏会終わる

地元文化会館の大ホールは、ほぼ満席の盛況だった。チケットをお配りした親戚・知人らも聞きに来てくれて、終了後に大満足の好評をいただいた。演奏の出来は、アマオケとしてはまずまず。本番に強い団体と聞いていたが、まさにそんな感じだった。練習時には…

ゲネプロ

夕方から地元の文化会館ホールでゲネプロがあった。午前中は同じ施設内でグループレッスンがあったので、私を含めて3人が居残り、チラシの挟み込み作業などを手伝って時間をつぶした。2チームに別れて挟み込み(8種類ぐらいの演奏会のチラシをパンフレッ…

ホールでのオケ練  2日目

昨日に続いて文化会館大ホールを借りてのオケ練があった。昨日同様、冷気の通り道に座っていたから寒かった。舞台袖は暖房が入っているのだが、斜め上の天井方向から冷風が吹き降りてくる。真夏の冷房みたいな感じ。徐々に体温が下がって眠気が出てぼーっと…