2015-01-01から1年間の記事一覧

チェロ・アンサンブル #8

8月22日のプチ発表で弾く「ムーン・リヴァー」「海」、それに「風の名前を教えて」の3曲を重点的に見ていただいた。 われわれのアンサンブルは指揮者がいないためリズムの縦の線が不揃いになりがち。なので意識的に刻みを強調して「カク・カク・カク」と…

バッハ 教会カンタータ全集 鈴木雅明&バッハ・コレギウム・ジャパン(55SACD)

バッハのカンタータ全集録音はいろいろ増えてきた。最初の全曲録音はレオンハルトとアーノンクールの共同作業によるものだった。曲数が多いため1970年から1988年までかけて、ふたりで分担して録音したワーナー盤(昔はテレフンケンレーベルから出て…

チェロのレッスン 122 

相変わらずバッハ「無伴奏チェロ組曲第1番」の続き。プレリュードでは冒頭の開放弦Gの音を強調しすぎたため、アクセンになっているように聞こえるとのご指摘。もっと柔らかく深みのある響かせ方を研究する必要があるとのこと。この曲のCDをいろいろ聞くと、…

チェロ・アンサンブル #7

今日の練習はいつもの駅近くの公民館ではなく、40年ぐらい前に開発された郊外の新興住宅地にある施設を利用した。敷地内の庭では、ご老人たちがゲートボールに興じていた。朝9時台、すでに猛暑でクラクラするほどの熱気だというに、お達者なものだ。古め…

ヴァイオリン教室#12

新しいヴァイオリン教本第1巻34番「簡単な重音練習」まで進んだ。「きらきら星変奏曲」の方も最後までいった。8分休符が途中で入るパターン、8分音符と16分音符が交互に来るパターン、3連符で弾く、16分音符で弾くパターンなど。 楽譜には途中から…

チェロ・アンサンブル #6

6名が出席した。前回と同じシベリウスの「フィンランディア賛歌」、ゴルターマン「アンダンテ・レリジオーソ」、ゴルターマン「ノクターン」の3曲を練習した。全員で通してから、今日は各パート1名ずつでの合奏練習をやった。4月から練習を始めて、すで…

チェロ・アンサンブル #5

毎月2回やっているアンサンブル勉強会、7月は今日が最初。曲目は前回と同じ。ゴルターマン「ノクターン」、シベリウス「フィンランディア賛歌」、ゴルターマン「アンダンテ・レリジオーソ」の3曲をさらった。今回は柔らかくて量感豊かな音を出すにはどう…

弦楽アンサンブル #10

エルガー「弦楽セレナーデ」の6回目の練習。今回でこの曲はオシマイ。9月3日に公開練習という名目の演奏会をやって次(テレマンのヴィオラコンチェルト)に行く。 最後の練習なので全3楽章を通して弾いた。指揮者からの注意事項がいくつか。 ① スフォル…

ゴールウェイ/コンプリート・RCAアルバム・コレクション(71CD+2DVD)

HMVでつい買ってしまったゴールウェイ/コンプリート・RCAアルバム・コレクション(71CD+2DVD)。 フルートという楽器は白痴美的な音を出すので好きではないのだが、ジェームズ・ゴールウェイは別格。この人が1970年代前半、ベルリン・フィ…

チェロのレッスン 121

バッハの「無伴奏チェロ組曲第1番」の続き。今日は前回より演奏がマイルドになっているとの講評を頂戴した。オールドチェロをフレンチモダン弓(1890年)で弾いたためだろう。前回は新作チェロ(見附精機のカルテット10mmを装着)に新作剛弓(200…

ヴァイオリン教室#10

7月1回目のレッスン。今回は年長のO先生単独の指導で、テキストの曲はほとんど弾かなかった。代わりに指弓の動かし方などを教わった。指弓は、弓を返す時に有効な技術だが初心者には難しい。練習方法としては、弓を垂直方向に持って、指だけで上下に動かす…

チェロのレッスン  120回目

8月22日の発表会で何を弾くか、しばらく迷っていたが、バッハの「無伴奏チェロ組曲第1番」に決めた。バッハの深さを体験してしまうと、ヴィヴァルディなどはやる気が出ない。S先生にお話したら、「チェロのために、別格の音楽をよくぞ6曲も書き残してく…

弦楽アンサンブル #9

エルガー「弦楽セレナーデ」の5回目の練習。指揮者が指揮棒を上下・左右に振り分ける意味の違いを説明していた。上下に方向に(縦位置で)指揮棒を振っている時は、ヴィヴラートをかけて表情を濃厚に付ける。指揮棒が水平方向に動き始めたらtranquillo(ト…

8月の発表会の曲選び

知り合いのチェロ愛好者さんが、ご家族総出で雑用を引き受けてくださり、ホールを借りてチェロを弾かせてもらえる発表会が今年もある。開催日は8月。ちょっと前、例年、ピアノ伴奏をボランティアで引き受けてくださっている先生が今年は出演されず、伴奏が…

ヴァイオリン教室#9

今回のグループレッスンはI先生単独の指導だった。「新しいヴァイオリン教本」第1巻の練習曲29番「ニ長調の音階」まで進んだ。前回は28番まで行ったので1曲前進。非常に遅いスピードで進んでいる。毎回、最初に開放弦で全弓、半弓のボーイングの練習を…

マンション集会場での定例チェロ演奏会

午後1時から自宅マンション敷地内にある別棟の集会場エントランスで、3名によるチェロアンサンブルを披露した。「海」、「フィンランディア」、「ふるさと」、「アンダンテ・レリジオーソ」、「風の名前を教えて」。アンコールに私のソロで「荒城の月」、…

チェロ・アンサンブル #3

土曜日の午前中、チェロ・アンサンブルの3回目の練習に出た。欠席者が数名いたため5人での練習となった。演奏は4パートに分かれるから各パートは1〜2名。自分の音も他の人の音も良く聞こえる。前回からやっているゴルターマン「ノクターン」、シベリウ…

ヴァイオリン教室#8

今日のグループレッスンは、O先生とI先生のお二人が来られダブル指導となった。「新しいヴァイオリン教本」第1巻の練習曲6番の復習から始まって28番まで進んだ。前回は27番まで行ったので1曲前進。毎回、練習曲6番(4分音符2個と2分音符1個の組…

弦楽アンサンブル #8

エルガー「弦楽セレナーデ」の4回目の練習。私はファースト・バイオリンで参加している。今日はトップサイドに座って弾いた。いつもそこで弾いている男性が欠席したためである(同じ指揮者が指導している管弦楽団と弦楽アンサンブルの両方に出ている方。今…

チェロのレッスン 119 

今月最初の個人レッスンは、課題に出されていたドッツアウアー15番(ニ長調の練習曲)から。C線、G線での2の指使いがポイント。2〜3回弾いてOK。次の16番をリクエストされ初見でまあまあ何とか。これは次回に持ち越し。17番以後の曲もどんどんさら…

へたっぴ会

鎌倉の知人宅でのホームコンサートに出席してチェロを弾いてきた。知人(60代後半の女性)は昨年、離れの一戸建てをサロンに改装して、スタインウェイのグランドピアノを置いた。35席のサロンは二階まで吹き抜けになっていて響きがよかった。鎌倉婦人の…

ヴァイオリン教室#7

「新しいヴァイオリン教本」第1巻の練習曲6番の復習から始まって27番まで進んだ。前回は26番までやったが、全弓と半弓の違いが分からない人がいるため(=リズムの違いを正確に数えられない)、再び6番に出てくる4分音符と2分音符を弾き分ける練習…

弦楽アンサンブル #7

バッハのブランデンブルク協奏曲第3番を弾いた。この曲を練習するのは今回が最後。2月19日から練習開始、単独で4回、エルガーの弦楽セレナーデと一緒に2回、合計7回の練習を予定通り消化した(公開演奏を9月にやるそうなので、もう1回だけ弾く機会…

チェロ・アンサンブル #2

アンサンブル練習の2回目。まずは前回手がけたシベリウスの「フィンランディア賛歌」から始めた。先週欠席して今日から参加された2名にとっては初合わせとなる。最初から見ていったが1時間である程度まで出来てきた。休憩後は、今日が最初となるゴルター…

ヴァイオリン教室#6

今回はI先生とO先生お二人によるレッスンだった。先生が二人いると、グループレッスンでも細かい指導が可能になるからありがたい。2時間のレッスンは「新しいヴァイオリン教本」第1巻の練習曲18番の復習から始まって26番まで進んだ。相変わらず開放弦…

チェロのレッスン 118 

継続中のバッハ「無伴奏チェロ組曲第1番」を見ていただいた。最初のプレリュード、次のアルマンドを弾き終わったところで、ずっと強奏になっている点を指摘された。バリバリと弾き過ぎているとのこと。私の念頭にあるのはグールドのバッハである。歯切れの…

かまくらシンフォニエッタ定期演奏会を聞く

戸塚駅前の区役所ビル4階にあるさくらプラザホールで「かまくらシンフォニエッタ」第15回定期演奏会を聞いた。新しいホールは450席ほどのキャパ。私は2階席中央最前列に座った。1階を眺めると客席には高齢者が多い。若い人はほとんどいない状態だっ…

チェロ・アンサンブル #1

満3年の予定を消化して先月解散したチェロ・グループレッスン。その後継企画となるチェロ・アンサンブルの練習初回があった。地元アマオケが主催したグループレッスン教室とは違い、こちらは自主運営。13名いたメンバーの中で7名が残留した。10名を超…

弦楽アンサンブル #6

エルガーの「弦楽セレナーデ」の3回め。第3楽章の初回合わせをやった。技術的には容易な曲である。誰でも弾けるとはいえ、音量変化の指定が細かく付いていて、薄味のデリケートなニュアンスを表現するとなると、そう簡単にはいかない。全体的には英国音楽…

弦楽四重奏を聞く

弦楽四重奏団の演奏会を聞いた。60席ほどの小さなホールは満席。演目はグリークの弦楽四重奏曲と、ブラームスの弦楽六重奏曲第1番(ゲストのチェロとビオラが参加)。ヴァイオリン(ファーストとセカンド)とビオラ奏者は古めの楽器を使っておられた。一…