2013-01-01から1年間の記事一覧

グループレッスン 43

発表会が終わった後の最初のグループレッスンがあった。 冒頭、2名のメンバーから退会の意思表示のお話が・・・・。 練習に付いて行けないので個人レッスンに切り替え、じっくりやっていきたいという方と、 仕事が忙しくチェロに触れる時間がほとんど取れな…

チェロのレッスン 55

最初はト長調の音階練習から。C線のGを1の指で押さえて弾き始めるから、なかなか第1ポジションには戻って来ない。第4ポジションのあたりで、弓の毛を弦に嚙ませて、十分に重みをのせてから音を出す練習を重点的にやった。フォルテのところで要求される…

発表会で弾いたといっても・・・

バイオリンの発表会はかなり経験しているし、チェロの発表会も今度で3回目。初心者、初級者、中級者の演奏レベルが、どんなものかはいろいろ見聞してきている。「正確な音程」、「滑らかなボーイング」、「豊かで芯のあるきれいな音」、「楽譜の発想記号の…

発表会、終わる。

駅前の小さなイベントスペースでの発表会が無事終わった。 お客さんは30名ぐらいだったろうか。 客席までの距離は2m程度。狭い場所だった。雑居ビルの最上階にあって、天井も低く音響的にはデッド。リハーサルで弾いた時、自分のチェロの反響音を聴くこ…

グループレッスン有志の自主連 その2

明後日に迫った発表会のための特訓をやった。昨日に続いて2回目。私がメンバーのお宅に伺ったのは17時ちょっと過ぎ。昨夜は20時過ぎに来られた最年少の女性が、もう来ていたのでビックリ。仕事関係の出先を回って直帰にして、こちらに来たそうだ。彼女…

グループレッスン有志の自主連 その1

いよいよ今週末に迫った発表会に備えて、グループレッスンのメンバー宅に有志が集まって練習をした。小雨が降る中、 午後4時過ぎに伺ったら、女性二人(家主と最高齢のメンバー)で練習しておられた。 さっそく「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を合わせてみた…

バイオリニストの潮田 益子さんがお亡くなりになったとのこと

サイトウキネンOや水戸室内Oのバイオリン・セクションの「顔」のお一人だった潮田 益子さん(1942年生まれ)が、28日、アメリカでお亡くなりになったとのこと。白血病を患っていたそうだ。1971〜72年に国内で録音されたバッハの無伴奏バイオリンのためのパ…

グループレッスン42

1週間後に迫った発表会本番前の最後の練習があった。 今回は、アンサンブル曲の「アヴェ・ヴェルム・コルプス」「アンダンテ・フェスティーヴォ」「風の名前をおしえて」を順番にやった。 全員で演奏する「アヴェ・ヴェルム・コルプス」は、先生がキューを…

チェロのレッスン 54

まずはト長調の音階練習から。弓の毛を弦にしっかり嚙ませて重みをのせてから音を出す。音の立ち上がりが明瞭でないと、全体がこじんまりとして、くすんでくる。いつも自覚しながら弾かないといけない。A線を弾く時に、左肘が背中側に回り込む癖があるのを…

那須高原は藤の花盛り

那須高原に日帰りで行ってきた。那須塩原駅まで新幹線で行き、そこからレンタカーを借りた。好天に恵まれ、高原はいい風が吹いていた。新緑の森のそこかしこで藤の花を見かけた。上品な薄紫の花房は、緑の絨毯から流れ落ちる滝のよう。道路の両側は楢の森。…

ビオラは大変

3週間ほど借りていたヴォアランの弓を返しに行った。 お店に客の姿はなく店主も昼食か何かで不在だった。ぽつんと独り、店主の奥さんが、ビオラ・ダ・ガンバの練習をしながら店番をしていた。 ヴォアランは、しっくりこなかったと話すと「弓は相性があるので…

グループレッスン 41

本日のグループレッスンは、6月1日の発表会のためのピアノ合わせ(2回目)だった。 私は前回欠席したので、ピアノに合わせるのは初めて。残りは本番当日のリハーサルのみとなる。ブレヴァールのハ長調ソナタは、2月の発表会で舞台の経験をしているから、何と…

チェロのレッスン 53

マルチェロのソナタホ短調の6回目である。 第1楽章から始めて細かいチェックが入り、その後第2楽章に移るいつものパターン。 毎度のことながら、次から次に、いろいろな問題点が出てくる。 本日の注意事項 ① 第1楽章の冒頭の付点十六分音符と三十二分音…

チェロ仲間のお宅で練習 その2

今日はグループレッスンでご一緒しているチェロ仲間の女性のお宅で練習をした。20畳以上あるリビングルームは防音工事がしてあるので(頭上を米軍機が飛ぶため補助金での騒音対策)遠慮なく楽器を弾ける。 まずは、彼女が発表会で弾くバッハのメヌエットに、…

魂柱コロコロ

セカンドチェロの音がやや薄味なのが気になり始めた。A線が金属的に響くのもうれしくない。おそらく、ケブラー製のテールコードを装着している影響だろう。ケブラーの紐は軽量で強靭なところが売りだが、軽いパーツは高音には有利に作用するものの、低音は…

グループレッスン39

先週の土曜日に続いてのグループレッスンだった。今日も先生は不在で自主練習となった。市民文化会館のいつもの練習室に集まったのは女性3人、男性4人。私は毎度のことながらバイオリンとチェロを持参した。 まずは「アヴェ・ヴェルム・コルプス」の練習か…

チェロのレッスン 52

マルチェロのソナタホ短調の5回目である。 第1楽章から始めて細かいチェックが入り、その後第2楽章に移るいつものパターンだった。 本日の注意事項 ① 第1楽章1小節の1拍目、E〜G、F〜Eと動く付点十六分音符と三十二分音符の組み合わせのところ。付…

チェロ仲間のお宅で練習

数日前、グループレッスンでご一緒している女性のお宅にメンバー2名が集まって、合計3名で練習をした。彼女のお宅の玄関先には、カルマンギアとか、昔のVWの車が数台並んでいた。御夫婦そろってヴィンテージ・カー好きとのこと。その庭先に大きなログハ…

シュタルケル自伝

先日亡くなったヤーノシュ・シュタルケルの自伝(和訳)を遅ればせながら購入して読み始めた。400ページもある上に、含蓄に富んだ文章が続くので読み飛ばせない。最初の方を読んだところだが、第二次大戦中は生きるか死ぬかの瀬戸際で、大変な苦労をした…

ガラガラに空いた新幹線の中で考えたこと

29日は仕事で関西まで日帰りした。往復の新幹線(ひかり)は、念のため指定席を買っておいた。 夕方の上りは、指定席がかなり混んでいて、3列シートの中央しか残っていなかった。ゴールデンウィークだから仕方ない。 しかし(!) 過去の経験からいうと、…

チェロのレッスン 51 

マルチェロのソナタホ短調の4回目。 相変わらず第1楽章から始めて細かいチェックが入り、その後第2楽章に移るパターン。本日の注意事項 ① 第2楽章2小節の最後のE、4小節のG(いずれも十六分音符が4個連なる箇所の最後の音)は、テヌート気味にして若…

グループレッスン 37

今日は先生は欠席で、市の文化会館練習室での自由練習となった。 発表会で弾く「アンダンテ・フェスティーヴォ」の合奏に参加するメンバー他が集まって音合わせする予定だった。しかしビオラ担当者が入院したため代奏者を依頼したものの、都合が悪くて欠席。…

ウィトナー・ブレード・テールガット

テールピースに使うコード(テール・ガット)の材質を変えると楽器の発音性能が変化する。私がチェロで使った経験があるのは、針金、ナイロン、マルチファイバー 高強度アラミド繊維(ケブラー)の3種類。この他、バイオリンではタングステンやチタン製も使…

グループレッスン 36

朝9時頃、チェロケースを抱えた中高年がぞろぞろと練習施設に集まる景色を目撃した。同じ建物の別室で、十数年前から継続しているグループレッスン1期生の練習が行われたためである。われわれは2期生で、両方のレッスン参加者を合計すると20名ぐらいに…

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横向きのアクセントで思い出したのがシューベルトの「ディミヌエンドか、アクセントか」という問題。シューベルトはアクセント記号を大きく横長に書いたため、自筆譜はディミヌエンドと紛らわしい状態になっている。そのためブライトコプフ旧全集(ブラーム…

2種類のアクセント記号

楽譜に出てくるアクセントの記号には2種類がある。 ∧ と > なぜ、図形の向きが違っているのか?最近、バイオリニストの根津さん(NHk交響楽団で弾いている)のブログで、現在定期演奏会のリハーサル中の指揮者セミョーン・ビシュコフが、以下のように言…

グループレッスン 35

今日はいつものS先生が都合がつかず欠席。○○フィルのチェロ奏者M先生による代講だった。6月1日の発表会で披露する「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を2時間、集中してやった。予定では、ウエルナーの第4ポジションの練習曲もメニューに入っていたが、全…

チェロのレッスン 50

教室に入ったら座高20cmぐらいのベビーチェアが置いてあった。5歳児がチェロ教室に入門したそうだ。楽器もちっちゃいのだろうが、楽器よりも、子供の方が小さくて壊れそうで怖いと先生は仰せであった。 レッスンはマルチェロのソナタホ短調の3回目。 …

ノン・ヴィヴラートで思い出した演奏

ノンヴィブラートで音程合わせをするのが大切という知人のアドヴァイスで、思い出したことがある。30年前、ソフィア・ゾリステンが来日して、ムファットの「オルガンのための序曲」をノンビブラートで演奏するのを聴いたことがある。少人数のモダン楽器を…

ロングトーンでのヴィヴラート

グループレッスンの発表会で弾くアンサンブル曲「風の名前をおしえて」には、どのパートにも白玉(全音符・二分音符)がたくさん出てくる。この曲、某大学オケのチェロパートに代々伝わった練習曲だそうだ。初級者は、かなり遅めのテンポで演奏することにな…