2014-01-01から1年間の記事一覧

チェロのレッスン 98

S先生の弓が不調で、毛を張れなくなったらしい。レッスンに伺った折に拝見したら、アイレットが摩耗していた。ボタンの雄ねじは鉄製で、フロッグの上から飛び出ているアイレット(雌ねじ)は真鍮製。相対的に柔らかな真鍮パーツは使用に伴って少しずつ削られ、…

チェロのレッスン 97

2日間にわたった発表会と演奏会が終わった翌日のレッスン。グループレッスンの生徒として10月の発表会で弾くシューマンの「3つのロマンス 作品94」を見ていただいた。 昨日までは舞台でやる曲(特にシューベルト)の練習で手一杯だったから、シューマ…

2日連続の発表会その2

17日は地元オケが主催するアンサンブル会に参加した。市民文化会館小ホールを使っての一般公開演奏である(入場無料)。昨日に続いて2日連続の舞台は初めての経験だった。 11グループが演奏を披露した。ピアノ連弾、フルート二重奏、ピアノ五重奏、クラ…

プチ発表会

16日は40代でチェロ始めた人たちが集まるグループが主催する毎年夏の恒例行事「プチ発表会」に出て弾かせてもらった。今年で5回目だそうだ。今年はソロ演奏は少なくて8名。4名での合奏が一組あったので、合計10名が参加した。他にピアノ伴奏の先生…

チェロのレッスン 96

16日(土)の発表会と17日(日)のアンサンブル会で弾く曲を見ていただいた。 16日に弾く曲はスクワイア「ダンス・ラスティック」とバッハ「アリオーソ」、それにチェロ4重奏のゴルターマン「レリジオーソ」その他。 スクワイアはBの音程が高めになる…

シューベルト「ます」3回めのリハーサル

8月17日に地元オケが主催するアンサンブル会で弾くピアノ五重奏曲「ます」(第四楽章)の3回めのリハーサルをやった。 ピアノとバイオリンの担当は教室で教えている先生方。今日は細部の表情の付け方について、ご両人から丁寧に教わった。 チェロパート…

オケの練習

毎月2回ある定例のオケ連に出た。今回、初めてソリストが来られ、ラロの「スペイン交響曲」を重点的にやった。交響曲といっても実体は5楽章まであるバイオリン協奏曲である。 4月から独奏が入らない状態でこの曲の練習を続けてきたが、ソロが活躍する場面…

シューベルト「ます」2回目のリハーサル

午前中はグループ・レッスンに出て、10月の発表会で弾く曲目の打ち合わせなどをやってもらった。 午後から車で1時間ほどかかる知人宅に移動し、シューベルトの「ます」の練習に参加。今回が2回目の合奏。8月9日に3回目のリハーサルをやり、そこで仕上…

チェロのレッスン 95

祭日の午後のレッスン。シューベルトの「ます」を見てもらってから、シューマンの「3つのロマンス」をさらった。 シューベルトでは、指のパタパタ運動を注意された。わたしは拡張的な指使いをくりかえす必要がある場面で、その都度指がパタパタ動くらしい(…

発表会の曲目選定

10月にグループ・レッスンの発表会をやることになったので、曲目選びをしないといけない。 その前の8月16日の発表会では、スクワイア「ダンス・タスティク」とバッハ「アリオーソ」、翌8月17日のアンサンブル会ではシューベルトの「ます」(第4楽章…

マゼール逝去

ロリン・マゼールが13日に亡くなった。肺炎による合併症とのこと。84歳だった。この人は若い頃から天才肌の指揮者として頭角を表していて、20代の終わり頃にベルリン・フィルと録音したベートーヴェンの交響曲第5番・6番などは、名門オケ相手に堂々…

グループ・レッスン 77

運営上のトラブルが発生していたグループ・レッスンは、教室の運営事務一切を生徒側が代行することで決着した。教室の主宰者である地元アマオケの団長に来てもらい、生徒さんたちに今後の方針を説明してもらった。生徒の中には数カ月ぶりに出てきた人もいた…

グループレッスンで一悶着

グループレッスンのチェロ教室がもめている。教室を運営するのは地元のアマオケ。アマオケが自前で団員を養成するために教室を開講するとは殊勝なことと思っていたが、実情は順調とはいえない。マネジメントが出来てないのである。昨年12月までは、バイオ…

チェロのレッスン  94

ドッツアウアーに続いて、シューベルトの「ます」第4楽章を再度見ていただいた。 前回のレッスンでフィンガリングを教わったので、ざっと弾けるようにはなったが、細かい音程や複付点音符のリズムがアバウトだったところに、先生のチェックが入った。 音程…

オケの練習 〜チェロパートは閑古鳥

定例の月2回のオケ練に出た。今日は 団員のチェロ奏者は1名だけしか来なかった。他は見習い扱いのグループ・レッスンの生徒が4名。 チェロパートの出席が極端に悪いのは、19時からサントリーホールで開演するコンサートに、皆さんお揃いでお出かけした…

シューベルト「ます」 1回目のリハーサル

午前中のグループ・レッスンを終え、そのまま車で1時間ほどかかる練習会場(オケの団長のお宅のリビングルーム。グランドピアノが置いてある)に移動して、シューベルトのピアノ五重奏曲「ます」の第四楽章を合わせた。 団長の家は狸が出そうな山間の鬱蒼と…

シューベルト  ピアノ五重奏曲「ます」

今週の土曜の午後、シューベルトのピアノ五重奏曲「ます」(第4楽章のみ)の初合わせがある。8月17日のアンサンブル会で弾く曲目である。参加メンバーは地元オケの団員の皆さん。団長のSさんは、いつものヴァイオリンをビオラに持ち替えての参加。ハ音記…

氷山の一角

2007年に出版した本がボチボチとコンスタントに売れていて、5刷を出してもらえることになった。増刷する度に細部の修正を加え、完成度を高めてゆくのがわたしの流儀。4刷までに毎回アチコチをいじってきた。しかし、出版してから7年も経つと、当時と…

公開レッスン

ルドヴィート・カンタさんの公開レッスンに出てきた。 10時から16時まで5名が受講した。プログラムは・・・ ①ベートーヴェン 「チェロソナタ第4番 2楽章」 女性(ベテラン)②バッハ 「アリオーソ」 わたし ③バッハ 「無伴奏チェロ組曲第1番 プレリュ…

チェロ2本によるコンサート

地元の小ホールでチェロ2本によるコンサートがあった。出演者はオーケストラアンサンブル金沢のルドヴィート・カンタさんと、その弟子で私のチェロの先生であるS先生。ソロと2重奏で2時間ぐらいの演奏会だった。曲目はドッツアウアー、ポッパー、グリエー…

ヴァイオリンを使ったオブジェ

ローマのPalazzo Manfredi というホテルの室内装飾とのこと。このセンスは...... にほんブログ村

チェロのレッスン  93

いつもの音階練習の後、来週の日曜日にあるルドヴィート・カンタ先生公開レッスンで私が弾く曲目をS先生に相談した。 公開レッスンは地元の小ホールで10時から16時まで開催される。午前中2名、午後3名の合計5名が1時間ずつレッスンを受け、それをグ…

グループレッスン  75

今回は隣市の公民館ホールでのレッスン。ビル4階にある150席程度の小ホールは音響効果が良好。残響音が多いから気持良い。いつもの音階練習の後、アンサンブル会で弾く予定の「海」と「浜辺の歌」の練習をした。午後からは会場を移して、オケのチェロの…

自宅マンションでミニコンサート

毎月1回の恒例行事になった平日午後のチェロコンサートをやった。会場は自宅マンション敷地内にある管理棟のロビー。レッスン仲間のY夫人、O夫人も駆けつけてくださり、3人によるチェロアンサンブルを披露した。今回の客席はこれまでになく大入りで、20…

チェロのレッスン 92

新しい教室での2回めのレッスンを受けた。いつものように4オクターブの音階(ハ長調)を最初にやった。1弓1音、1弓2音、1弓3音、1弓4音、1弓5音とやってゆき、最後の一弓で6音ずつ弾くのが難所。前回は途中で数がわからなくなって立ち往生した…

弓の講習会

都心の大手楽器店でバイオリンと弓の大解剖という講座があり、後半の弓の部に参加した。講師はアルシェのベテラン職人さん2名。そのうち鈴木忠さんは、入社後18年間で7000本の弓を作ってこられたそうだ(アルシェのHPを見ると、弓を作っている職人さ…

古いハードケース

かつてハードケースの定番だったGEWAのイデア・ライト(現在は廃番、定価26万/4.0kg)を見る機会があった。1996年か97年に作られた製品で、ロゴも金具もメタル時代のレア品である。GEWA社がドイツ国内で生産した最後の頃のケースだそうで、銘器と褒め…

チェロのレッスン  91

今日から別教室でのレッスンとなり、その1回め。S先生にはグループレッスンでもお世話になっている。最初は音階と重音練習から。ハ長調の4オクターブを1弓1音、1弓2音、1弓3音、1弓4音、1弓5音、1弓6音で弾く。最初の方はしらっと弾けたが、ハ…

チェロのレッスン  90

いつもの音階とハイポジションの練習をやってから、スクワイアの「ダンス・ラスティック」の仕上げをした。 踊りの音楽だから調子がいい。放っておくとノリノリで流れてしまう。フレーズの切れ目がどこにあるかを注意し、起承転結のメリハリを付けることが肝…

グループレッスン 73 

今回の会場は隣接する市の市民センターの音楽室だった。わたしが住んでいる市の施設と比べると使用料が大幅に安い。2時間で100円(地元は1800円。それでも民間施設に比べれば安いが)。隣市には市民センターがいっぱいあり、抽選会での競争率は高くないらし…